member
10代初めにドラムを始め、その後関根英雄氏、菅沼オミラ直彦氏、山北弘一氏に師事。ニューオリンズをこよなく愛す。現在organ & drums Funk Duo 『rivet』、Funk Orchestra T.P.O.、Soy Soul等に参加。共演者にゴスペラーズ、島谷ひとみ、中村あゆみ、尾崎紀世彦、未唯、遠藤久美子、CHAKA、ネーネーズ他多数(順不同敬称略)。演奏活動、レコーディング活動、をする傍ら教育活動にも精力的に取り組んでいる。
rivet 誕生秘話
知る人ぞ知る「ありがとうバンド」
おぎひろ、こと「荻ちゃん」:おぎたひろゆき
が2007年にリリースしたCD「ありがとう。」の中に数曲、エレクトーンのアルバムには珍しくバンド形態でやっている曲がある。
そのレコーディングに携わり、その後ツアーを行った際に荻ちゃんが声を掛け集めたバンドが「ありがとうバンド」だ。
レコーディングの際にはbassもいて完全なband編成だったのだが、YAMAHA Electoneのデモンストレーターである荻ちゃんは、経費削減か、いやいや、当然足鍵盤でbassも弾くことからか、ツアーではbassレスになる。
そもそも、これがrivetの種火としてくすぶり始めるきっかけになったのだ。
そのCD「ありがとう。」発売記念ツアーでは全国数カ所を回ったのだが、コンサートの内容は、おぎひろのソロコーナー、バンドでの演奏、メンバーピックアップコーナーなど、盛り沢山で充実したものだった。もし見ていない人がいたら勿体なかったと思う。
ソロコーナーでは、デモンストレーターとして培った色彩豊かな内容の選曲センスが面白く、更におぎひろトーク炸裂!バンドメンバーは舞台袖で腹を抱えて大笑いし、声を殺すのに必死だったほどだ。
ツアーの最終公演を終えると、帰りの移動中メンバーの口々から、「これだけで終わるのは勿体ないから何かにつなげよう!」ということで、
electone:おぎたひろゆき
vocal:加地笑子
guitar:安部一城
drums:竹内勝
の4人編成「アリババ」というバンドが結成される。
皆それぞれが多方面で活躍しているので、スケジュール調整が大変でなかなか動けないのだが、またお目にかかる機会もあるだろう。
これがまたrivetにつながるバネになっていった。
つづく